長期宇宙滞在に向けた体系的なカウンターメジャーの確立

• 研究課題/領域番号: 23590288
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
• 研究機関: 愛知医科大学
• 研究代表者: 西村 直記 愛知医科大学, 医学部, 講師 (40278362)
• 研究期間 (年度): 2011-04-28 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: 人工重力負荷＋運動負荷 / 模擬微小重力 / 宇宙デコンディショニング / 対抗措置 / 模擬宇宙環境暴露 / 人工重力負荷 / 自転車漕ぎ運動 / 下肢運動負荷 / 模擬宇宙環境実験 / 運動負荷

研究成果の概要

模擬微小重力曝露時にみられる宇宙デコンディショニングに対する対抗措置としての人工重力＋下肢エルゴメータ運動負荷の有用性について検討した。模擬微小重力曝露後にみられる起立耐性の低下は、連日に対抗措置を行わせることで抑制されたことから、循環系デコンディショニングに対する効果がみられたと考えられる。他方、骨代謝系デコンディショニングに対する効果は不十分であったことから、本装置の更なる改良が必要である可能性が示唆された。

研究成果

• [学会発表] 短腕式遠心機による人工重力負荷の発生と運動負荷装置の宇宙デコンディショニングに対する効果 (2015)
  • 著者名/発表者名: 西村直記，岩瀬 敏，田中邦彦，間野忠明
  • 学会等名: 第29回宇宙環境利用シンポジウム
  • 発表場所: 宇宙航空研究開発機構
  • 年月日: 2015-01-24 – 2015-01-25
• [学会発表] Effectiveness of an improved artificial gravity with ergometric exercise device (2013)
  • 著者名/発表者名: Naoki Nishimura
  • 学会等名: 29th International Symposium on Space Technology and Science
  • 発表場所: 名古屋国際センター
• [学会発表] Effectiveness of an improved artificial gravity with ergometric ecercise device as a countermeasure for spaceflignt deconditioning (2013)
  • 著者名/発表者名: Naoki Nishimura, Iwase Satoshi, Kunihiko Tanaka, Tadaaki Mano
  • 学会等名: 29th International symposium on Space Technology and Science
  • 発表場所: 名古屋国際会議場
• [学会発表] ISS内で運用可能な短腕式人工重力負荷装置の開発-AGREEプロジェクト- (2012)
  • 著者名/発表者名: 西村直記、岩瀬敏、菅屋潤壹
  • 学会等名: 第28回宇宙利用シンポジウム
  • 発表場所: 日本学術会議
• [学会発表] ISS内で運用可能な短腕式人工重力負荷装置の開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 西村直記、岩瀬敏、菅屋潤壹
  • 学会等名: 弟64回日本自律神経学会総会
  • 発表場所: 秋田ビューホテル