研究課題
基盤研究(C)
本研究の結果から、(1) 血管平滑筋にはRGS2およびSPLが共存すること、 (2) AT1受容体の安定発現細胞ではRGS2はAT1受容体シグナルを強力に抑制すること、(3) RGS2のAT1受容体シグナルの抑制効果をSPLは強力に増強すること、(4)女性ホルモンであるエストロゲンは血管平滑筋のSPLの発現を亢進することが明らかになった。以上から、女性の閉経時にエストロゲンが急激に減少することにより、血管平滑筋のSPLの発現が減少し、平滑筋のAng II受容体-Gqシグナル経路による収縮を抑制していたRGS2の抑制作用が減少して、より強く血管を収縮させて高血圧が生じる可能性が強く示唆された。
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