研究課題
基盤研究(C)
本研究により、炎症制サイトカインIL-1βによりATF5タンパク質の安定性が上昇しタンパク質量が増加すること。この安定化にはATF5タンパク質のN末端領域の疎水性アミノ酸が重要であった。この領域は平常時の不安定化領域そしてIL-1β応答領域として機能していた。そしてIL-1βはATF5mRNA翻訳効率を上げることもわかった。また、ATF5タンパク質は急性期応答タンパク質であるSerum amyloid AとSerum amyloid B mRNAのIL-1βによる発現上昇を抑制する事が示唆された。これらの結果はATF5の免疫応答における負のレギュレーターとしての働きを示唆するものである。
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