研究課題
基盤研究(C)
多細胞生物は、上皮細胞が互いに接着してできたシート構造である上皮細胞シートにより覆われる。上皮細胞シートは、皮膚のように体外表面を覆うばかりではなく、小腸や肝臓のような体内の表面も覆いつつ、個々の臓器として特定の機能を担う。本研究では、上皮細胞間接着装置であるタイトジャンクションが、如何に、臓器が適切に働くための微小環境を構築し、その破綻が、生体機能に及ぼす影響について、特に、小腸に焦点を当てた。小腸タイトジャンクションの透過性を担うクローディン2および15をノックアウトすると、小腸内の電解質ホメオスタシスが崩れ、栄養の吸収にさえ、大きな障害を導くことを示した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (24件) (うち招待講演 2件) 備考 (6件)
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