研究課題
基盤研究(C)
本研究では、心臓に強く発現するアクチン重合制御因子Fhod3の欠損マウスを作出し、ホモ欠損マウスでは胎生8.5日以降の筋原線維の成熟を伴う心筋発達が損なわれる結果、胎生11.5日までに心不全によって死亡することを見出した。これらの結果は、アクチン重合制御因子Fhod3によるアクチン細胞骨格の制御が、筋原線維の形成を通じて心臓形成に必須の役割を果たすことを示している。
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