研究課題/領域番号 |
23590360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
永井 義夫 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (90402718)
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研究分担者 |
西尾 善彦 鹿児島大学, 医学部, 教授 (40281084)
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連携研究者 |
吉崎 健 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (20510324)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | NASH / TLR4 / 共培養 / 肝インスリン抵抗性 |
研究概要 |
4型Toll-like受容体(TLR4)の野生型(C3H/HeN)と変異型(C3H/HeJ)のマウスについて、初代培養肝細胞と腹腔マクロファージ(MΦ)を単離する系を確立し、それぞれ野生型と変異型で2×2の組み合わせで共培養を行い、インスリン刺激に対するAktのリン酸化を検討した。その結果、肝細胞のタイプ、MΦのタイプに関わらず、共培養環境にするだけで肝インスリン抵抗性が惹起された。この効果はLPSによるMΦの活性化と無関係に認められた。肝細胞の近傍へのMΦの遊走が、肝インスリン抵抗性を惹起させる要因と考えられた。 本研究により、肝インスリン抵抗性発症におけるTLR4の重要性が明らかとなった。
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