研究課題
基盤研究(C)
我々はこれまでに線維芽細胞増殖因子(FGF1)がその受容体(FGFR)と接着分子インテグリンαvβ3と結合し三量体を形成することを報告している。本研究ではこの3量体形成が血管内皮細胞の増殖や細胞遊走に重要であることを明らかにした。腫瘍が増殖するときに血管新生を伴うが、インテグリンに結合できないFGF1の変異体(FGF1-R50E)は腫瘍の増殖を抑制した。また過剰に加えたFGF1-R50Eは野生型のFGF1が誘導する血管新生に対してドミナントネガティブに作用した。これよりインテグリンαvβ3とFG1Fの結合が腫瘍の血管新生に重要であることが示唆された。
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