研究課題
基盤研究(C)
本研究は破骨細胞分化誘導を制御する細胞系譜の性質と存在部位について検討し、骨粗鬆症の発症を根治しうる治療法を開発する事を目的とした。破骨細胞分化には腹腔にのみ存在する細胞系譜と骨髄内のT細胞系譜の相互作用により制御されていた。この相互作用をそれぞれの段階で遮断すると、約50%の破骨細胞分化が抑制される。特に腹腔を低調処理することで一時的に腹腔細胞を除去したマウスにおいては1年以上にわたって骨髄細胞からの破骨細胞分化が減少した。本研究はこの3年間で、骨髄内のT細胞系譜の性質、各種変異マウスを用いた解析から、関与するシグナル伝達系も含めて多くの情報を得た。
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