研究課題
基盤研究(C)
膠芽腫(GBM)は、その治療が極めて難しい悪性脳腫瘍である。我々は最近、成体マウス大脳において、細胞種特異的かつ領域特異的に癌遺伝子を発現することのできる新規GBMマウスモデルを開発し、その発生機構、特にその細胞起源に関して検討を行った。図に示すようなレンチウイルスベクターシステムを用いて、さまざまな細胞種特異的にがん遺伝子Rasの活性化またはがん抑制遺伝子NF1の抑制とp53シグナルの抑制を同時に誘発したところ、未分化な神経前駆細胞だけでなく、分化したアストロサイトやニューロンからもGBMが発生した。これらの結果は、分化細胞を含む様々な細胞がGBMの発生起源となりうることを示している。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 4件) 図書 (1件)
Cancer Sci.
巻: 105 号: 4 ページ: 402-408
10.1111/cas.12367
FEBS Open Bio
巻: 4(equal contribution) ページ: 213-9
FEBS Open Bio.
巻: 4 号: 1 ページ: 213-219
10.1016/j.fob.2014.02.007
Mol Ther.
巻: 6(equal contribution) ページ: 1242-50
Molecular Therapy
巻: in press 号: 6 ページ: 1242-1250
10.1038/mt.2013.60
Science
巻: 338 ページ: 1080-4
巻: 338 号: 6110 ページ: 1080-1084
10.1126/science.1226929
Journal of Biomedicine and Biotechnology
巻: 2012 ページ: 1-10
10.1155/2012/903435
Cancer Research
巻: (掲載確定)(印刷中) 号: 10 ページ: 2609-2621
10.1158/0008-5472.can-11-3185
Adv Exp Med Biol.
巻: 746 ページ: 2-11
10.1007/978-1-4614-3146-6_1
Rinsho Ketsueki.
巻: 53 ページ: 487-492
130004501683