研究課題/領域番号 |
23590501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
葛西 真治 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 主任研究官 (80332360)
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研究分担者 |
冨田 隆史 国立感染症研究所, 昆虫医科学部 (20180169)
駒形 修 国立感染症研究所, 昆虫医科学部 (20435712)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | チクングニア / ネッタイシマカ / ヒトスジシマカ / ピレスロイド / ペルメトリン / 殺虫剤抵抗性 / シトクロムP450 / kdr / シンガポール / ナトリウムチャネル / P450 / 解毒代謝 / チクングニア熱 / デング熱 / CYP9M6 / CYP6BB2 / マイクロアレイ / 感染症 |
研究概要 |
チクングニア熱媒介蚊対策に必要な科学的情報を蓄積するために、ネッタイシマカのピレスロイド抵抗性機構を明らかにすることを目的とした。研究は①作用点Vsscの変異、②皮膚透過性の低下、③解毒酵素による代謝、の3つの側面よりアプローチした。その結果、SP系統の抵抗性の主要因として、Vsscのアミノ酸変異に起因した薬剤感受性低下とシトクロムP450酸化酵素系による解毒活性増大が関与していることを明らかにした。また、異種細胞発現系を用いた代謝試験によって、CYP9M6およびCYP6BB2の2つのP450分子種が抵抗性に関与していることを明らかにした。
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