研究課題/領域番号 |
23590509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
古賀 道明 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (60383014)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | カンピロバクター / ギラン・バレー症候群 / シアル酸 / ガングリオシド / リポオリゴ糖 |
研究概要 |
ギラン・バレー症候群(GBS)は、カンピロバクター・ジェジュニ感染などが契機となって発症する自己免疫性末梢神経疾患である。シアル酸がGBSの標的分子であるガングリオシドの主要な成分であることから、高いシアル酸修飾能を有するカンピロバクターがGBSを惹き起こしやすいか検証した。その結果、GBSおよび腸炎患者由来株の間で(=対照)のシアル酸含量に差はなかった。GBSの高リスクであることが明らかにされているGM1エピトープやリポオリゴ糖合成関連遺伝子座クラスAを有する菌株に限定した解析でもシアル酸含量に差はなかった。分子相同性を示す自己抗原の「量」より「質」の方が重要であることが示唆された。
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