研究課題
基盤研究(C)
新興感染症「ヒト顆粒球アナプラズマ症」を引き起こすAnaplasma phagocytophilum (Ap)は、偏性寄生性細菌で、その感染過程は宿主細胞へ侵入する感染初期、寄生性小胞を形成して増殖する感染中期、およびアポトーシスを誘導して細胞外へ脱出する感染後期に分けることができる。本研究では、感染中期から後期におけるApの感染維持分子機構について解析した。その結果、Ap感染では小胞体の構造自体が変化しており、IRE-alpha、PERKおよびATF-6の3種の小胞体ストレスセンサーすべてが活性化し、宿主細胞内でのApの増殖や感染維持に有効的に機能していることが判明した。
すべて 2015 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 3件)
Jpn. J. Infect. Dis.
巻: Advance Publication 号: 5 ページ: 434-437
10.7883/yoken.jjid.2015.003
130005098926
Emerging Infectious Diseases
巻: 20 号: 3 ページ: 508-509
10.3201/eid2003.131337
巻: 19 号: 2 ページ: 289-292
10.3201/eid1902.120855
巻: 19 号: 2 ページ: 338-340
10.3201/eid1902.120856
The Journal of Veterinary Medical Science
巻: 75 号: 1 ページ: 11-15
10.1292/jvms.12-0282
130001879687
巻: 65 ページ: 79-83
Ticks Tick Borne Dis.
巻: 2 ページ: 94-98
J. Vet. Med. Sci.
巻: 73 ページ: 1485-1488