研究課題/領域番号 |
23590515
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
喜多 英二 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90133199)
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研究分担者 |
水野 文子 奈良県立医科大学, 細菌学, 講師 (70271202)
下嶋 典子 (王寺 典子 / 王寺 典子(下嶋典子)) 奈良県立医科大学, 細菌学, 助授 (30398432)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 志賀毒素 / 腸管感染症 / HUS / 腸管出血性大腸菌 / 中性糖セラミド / リポ蛋白 |
研究概要 |
志賀毒素(Stx:Shiga toxin)産生大腸菌 (STEC)が産生したStxは、腸組織の中性スフィンゴ糖脂質 (GSL) と複合体を形成する。Gb3Cerを含む各種GSL とStx2で合成したGSL-Stx2 liposomeは、LDL、VLDL への高い結合能を有し、 Gb3非発現、或は低発現の培養細胞において、LDL受容体を介して細胞内に高率に取り込まれた。 以上の結果から、腸管内産生志賀毒素は、Gb3Cerを含むGSLに結合し、血漿中でVDL、 LDL との複合体を形成し、LDL受容体を介してGb3非発現細胞に取り込まれる可能性が考えられた。
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