研究課題
基盤研究(C)
細菌のATP分泌機構を解析した。使用した腸球菌属23菌種中、最も大量にATPを分泌するEnterococcus mundtiiを用い、グルコースがATP分泌に必須の成分であること、解糖系がATPの分泌に重要な役割を果たしていることを示した。菌体内ATPを枯渇させた静止菌体にグルコースを添加すると、対数増殖期の菌体は定常期の菌体よりも多くのATPを分泌した。定常期では、ATPを分泌しないとされていた大腸菌や黄色ブドウ球菌などを含む6菌種全てが対数増殖期にATPを分泌していた。以上より、種々の細菌が増殖期依存的にATPを分泌し、細菌間または細菌-宿主間の相互作用を担っていることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 11件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (36件) (うち招待講演 4件)
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