研究課題
基盤研究(C)
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)の腸管経由トランスロケーション機構の解明を目的に次の結果を得た。1)緑膿菌の鉄獲得に働くpvdE遺伝子は、III型エフェクターExoSの産生を制御し、上皮細胞タイトジャンクションの破綻を引き起こすこと、2)緑膿菌のexoSとmucD遺伝子は炎症性サイトカインIL-8の分解に必要であること、3)緑膿菌は鞭毛運動とムチン分解との2つの機能を協力的に作用させることでムチン層を透過することを見出した。本研究より、上皮組織の重要な障壁として働くムチン層や細胞間接着を越える緑膿菌の機能や、免疫系に対する本菌の生存戦略の一部を明らかにすることができた。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (52件) 備考 (1件)
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