研究課題/領域番号 |
23590526
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
小林 敬子 徳島文理大学, 薬学部, 助教 (90170315)
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研究分担者 |
永浜 政博 徳島文理大学, 薬学部, 教授 (40164462)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ウエルシュ菌イオタ毒素 / エンドサイトーシス / 初期エンドソーム / リサイクリングエンドソーム / 後期エンドソーム / リソソーム / 結晶化 / リサイクリングエンドゾーム |
研究概要 |
ウエルシュ菌のイオタ毒素は、致死、壊死活性を有し本菌による腸性中毒症の原因と考えられている。本毒素は、アクチンをADP-リボシル化するIaと細胞への結合に関与するIbからなる。本研究では、イオタ毒素の細胞レベルでの作用を解析した。イオタ毒素を細胞に作用させると、Ibが細胞膜でオリゴマーを形成しこれにIaが結合して侵入、初期エンドソーム、後期エンドソーム、そして、リソソームの順に輸送されることが判明した。Ibは単独では生物活性を示さないと考えてられていたが、IbはA431細胞の細胞膜でオリゴマーを形成し、ATP低下を誘導して細胞死を引き起こし、Ib単独で作用することが明らかとなった。
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