研究課題/領域番号 |
23590531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
三戸部 治郎 国立感染症研究所, 細菌第一部, 主任研究官 (40333364)
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研究分担者 |
柳原 格 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所), 免疫部門, 部長 (60314415)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 病原性 / バクテリア細胞骨格 / 転写後制御 / RNA結合蛋白 / III型分泌装置 / 赤痢菌 / mRNA局在 / 転写後調節 / 構造解析 / 細胞骨格 |
研究概要 |
桿菌の桿状構造を形成するバクテリア細胞骨格のRodZ蛋白が、赤痢菌の病原性に作用することを発見した。rodZ遺伝子を破壊した赤痢菌では病原遺伝子のmRNAの安定性が増加することから、RodZ蛋白がmRNAに結合することが分かった。結合には塩基性アミノ酸群が必要であることを示すことで、RodZの形態形成以外の機能としてRNA結合能を持つことを初めて報告した。さらにRodZ は膜蛋白にも関わらず、他のRNA結合蛋白Hfqのように6量体を形成していることを見出した。
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