研究課題
基盤研究(C)
HPV感染は、子宮頸癌や頭頸部癌の重要危険因子である。これらの癌の予防・治療にはHPVに対する抗ウイルス剤の開発が期待されている。そこでHPVの複製機構、および腫瘍形成機構を解明することで、有望な抗ウイルス剤の標的分子を同定することを目的とした。その結果ウイルスのE6遺伝子産物がウイルス複製効率に重要であることが分かった。またE7遺伝子産物は腫瘍誘導に関与するのみ出なく、子孫ウイルス粒子の産生にも寄与していることが示された。これら、E6やE7の作用機序を更に解明することで、有望な抗ウイルス剤の分子標的が同定可能であると考えられる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (16件)
Frontiers in Virology
巻: 4
10.3389/fmicb.2013.00251
Front. Microbiol
巻: 3 ページ: 152-152
Frontiers in Microbiology
巻: 3
巻: 3, article 152 ページ: 1-12