研究課題/領域番号 |
23590548
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
前田 洋助 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (30284764)
|
研究分担者 |
吉村 和久 国立感染症研究所, エイズ研究センター, 室長 (60315306)
原田 信志 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (60173085)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | HIV-1 / CCR5 / オリゴマー / モノマー / HIV / オリゴマー形成 / 補助受容体 / 2量体化 / リガンド |
研究成果の概要 |
AIDSの原因ウイルスであるHIV-1は細胞内に侵入する際にCCR5と呼ばれる分子と結合することが重要である。しかしながらCCR5は細胞表面で種々の構造をとっており,どのような構造がHIV-1の認識に重要であるかはわかっていない。本研究ではCCR5分子が複数個集合して細胞表面に発現する場合があることを示し,このような複数個のCCR5で形成される立体構造はHIV-1にとっては認識しにくい構造となっていることを初めて明らかにした。このことはこのようなCCR5を多量体化する薬剤が治療薬として効果的であることを示している。
|