研究課題
基盤研究(C)
Inflammasome形成制御因子ASCは炎症・細胞死を促進する。炎症を伴う大腸癌易発生マウス(Ahr欠損)にASCを欠損させた所、発癌が遅延した。当マウスはIL-1βの産生が増強しており、その発現はASC欠損によって消失し、炎症抑制が発癌遅延の一原因と考えられた。一方ASC発現過剰によってがん細胞の細胞高密度状態で生存障害を与えた。また、逆に発現を減少させるとがん細胞の転移能が亢進した。ASCと直接結合する分子として、inflammasome関連分子以外に、ファスシン、IQGAPなど細胞骨格・情報伝達関連分子が見出された。現在上記の分子相互作用の生物学的意義解析を進めている。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (24件) 備考 (1件)
Nat Commun
巻: 10 号: 1 ページ: 3566-3566
10.1038/ncomms4566
J Immunol
巻: 192(9) 号: 9 ページ: 4342-4351
10.4049/jimmunol.1302039
American Journal of Pathology
巻: 184(5) 号: 5 ページ: 1287-1298
10.1016/j.ajpath.2014.01.014
Proc Nat1 Acad Sci U S A
巻: 49 号: 49 ページ: 19884-19889
10.1073/pnas.1320145110
Oral & Maxillofacial Pathology
巻: 115(6) 号: 6 ページ: 799-809
10.1016/j.oooo.2013.03.013
PLoS One
巻: 8 号: 3 ページ: e58760-e58760
10.1371/journal.pone.0058760
Carcinogenesis
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 1620-1627
10.1093/carcin/bgt083
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 425 号: 2 ページ: 162-168
10.1016/j.bbrc.2012.07.058
Tissue Eng Part A
巻: (in press) 号: 15-16 ページ: 1698-1709
10.1089/ten.tea.2012.0061
120007110571
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/department/doctor/grdkarei/i-bunshishuyo/