研究課題/領域番号 |
23590595
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 独立行政法人医薬基盤研究所 (2013-2014) 滋賀医科大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
倉田 真由美 独立行政法人医薬基盤研究所, 難病・疾患資源研究部, 特任研究員 (50378444)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 生体臓器移植 / 生体肝移植 / 生体ドナー / 倫理的課題 / 社会意識 / テキストマイニング / 社会教育 / 位置づけ / 生体肝ドナー / 臓器移植 |
研究成果の概要 |
本研究は生体臓器移植(以下、生体移植)における生体ドナーの位置づけを検討することを目的に、特に生体ドナーの負担の大きい生体肝移植に着目し、日本においてどのように適応を広げ普及したのか、普及過程を分析整理した。生体肝移植は緊急性から実績を積み重ね、ほとんど社会的に議論されることなく今日まで順次移植適応を広げてきた。このため本研究課題において実施した認識調査では、生体臓器移植は原則親族間で行われていることについて75.0%が認識していなかった。生体ドナーの位置づけを医療さらには社会の中で明確にし、生体移植の適応の範囲、ならびに運用に係る諸規制について改めて社会的な議論を経る必要があると考える。
|