研究概要 |
本研究では,糖尿病予備群に対する効果的な1次予防法を提供するために, ICTを活用した健康情報収集・分析システムを開発し、データの見える化による参加者の健康状態と行動変容を検証した。企業所属の成人男女を対象に2011年10月から2013年3月までの登録データを用いて,利用状況と行動変容・健康状態の変化の解析を行った。その結果、利用開始後4~6ヶ月後で歩数は増加し、血圧は減少することが認められた.健康管理に対する意識・行動の変化のアンケート調査では約7割が「行動変化があった」と回答し,ICTを活用した健康情報収集・分析システムの有効性が確認でき,健康管理の新規モデルを構築することができた.
|