研究課題
基盤研究(C)
一般的な検査室で安価に分析可能な蛋白分画検査の波形データを用いて、RTP、炎症蛋白、脂質分画などの組成量を定量レベルで推定できるシステムの構築を行った。これにより、褥瘡発生など、NSTの栄養管理モニタリングに必要とされる情報を的確かつ迅速に提供可能となることが証明できた。一方、これらのシステムの開発過程において、電気泳動分析における泳動条件によって、さまざまな物質の組成スペクトルをパターンとして把握できることが判明した。これらの情報からNST支援のみならず、メタボ健診や前立腺癌の確定診断などの診断支援システムの構築も可能であることが発見された。
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