研究課題
基盤研究(C)
MET遺伝子(がん遺伝子)を過剰発現している胃癌はMETキナーゼ阻害薬の治療対象となりうるが獲得耐性の出現が予測される。MET増幅胃癌細胞株を用いた研究で、MET遺伝子のコピー数の増加およびY1230H変異が獲得耐性機序となることが示唆された。また、前者は可逆的な変化であり阻害薬非存在下に減少し細胞は阻害薬感受性を取り戻すのに対し、後者は不可逆的な変化であった。将来的には獲得耐性の機序により個別化治療が行えるかもしれない。またHER2過剰発現胃癌細胞株を用いた研究で、5FUの効果を増強させるにはリン酸化型S6Kの抑制が重要であり、5FUとeverolimusの併用が有効であることが示唆された。
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