研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ALS患者やALSモデルマウスの脳脊髄液において存在する内因性アルデヒド産物である4-hydroxynonenal(HNE)の役割を精査した。HNE付加タンパク質の増加が認められる15週齢のALSモデルマウスへのN-acetyl-L-cysteine投与は生存期間に影響を及ぼさなかった。しかし、N-acetyl-L-cysteine amide(NACA)投与は、生存期間を有意に延長するとともに、運動機能低下を抑制した。以上より、HNEがALSの進行に重要な役割を演じていること、NACAは運動機能障害発症後にも有効なALS新規治療薬となることが示唆された。
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