研究課題/領域番号 |
23590655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
武田 晴治 北海道大学, 保健科学研究院, 特任准教授 (80374726)
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研究分担者 |
千葉 仁志 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 教授 (70197622)
末岡 和久 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (60250479)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 低比重リポタンパク質 / 原子間力顕微鏡 / 酸化 / 表面電位 / 弾性率 / 硬さ / 一粒子 / リポ蛋白質 / ケルビン測定 |
研究概要 |
一粒子レベルでLDLの酸化による物性の変化を原子間力顕微鏡で評価する方法について検討した。LDLは酸化の進行に従い表面電位が低下することが判明した。表面電位の分布は酸化前のほうが酸化後より広がっていることが判明した。 また、酸化によりLDL粒子は柔らかくなることも判明した。酸化前では粒子の硬さにばらつきがあり、酸化前でも柔らかい粒子がすでに存在することが示唆された。柔らかい粒子を多く含む試料が血小板を凝集させることも判明しており、柔らかいLDL粒子と心疾患などとの関連性が考えられる。LDLの硬さの分布を調べることにより健康状態を評価することができる可能性がある。
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