フローサイトメトリーによる核酸代謝酵素欠損症診断法の基礎的検討

• 研究課題/領域番号: 23590668
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 登 勉 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (60106995)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: MTAP / 酵素欠損 / プリン代謝 / フローサイトメトリー / 選択的化学療法 / コンパニオン診断薬 / プロモーターメチル化 / DNAメチル化 / 個別化医療 / エピトープマッピング / 形質転換細胞

研究概要

核酸代謝酵素（以下MTAP)の欠損は種々の癌で高頻度に認められる。一方、正常細胞・組織では本酵素活性は正常であり、この違いを利用した選択的治療法の開発が期待されている。
本研究では、簡便な診断方法として、フローサイトメトリー法（FCM)による酵素欠損の診断法についての基礎的検討を行った。更に、MTAPプロモーターメチル化診断のための高速液体クロマト法を開発した。

研究成果

• [雑誌論文] 個別化医療におけるバイオカーカーとコンパニオン診断薬 (2013)
  • 著者名/発表者名: 登勉, 望木郁代, 中谷中
  • 雑誌名: レギュラトリーサイエンス学会誌 巻: 3巻 ページ: 181-189
  • 査読あり
• [雑誌論文] GENECUBEを用いたQプローブ法によるIL28B遺伝子SNP解析法の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松尾百華, 阿部泰典, 杉本和史, 西岡淳二, 川嶋洋介, 曽家義博, 中谷中, 登勉
  • 雑誌名: 日本臨床検査自動化学会誌 巻: 38巻 ページ: 141-145
  • 査読あり
• [雑誌論文] Clinical Utility of a panfungal polymerase chain reaction assay for invasive fungal diseases in patients with hematologic disorders (2013)
  • 著者名/発表者名: Sugawawa Y, Nakase K, Nakamura A, Ohishi K, Sugimoto Y, Fujieda A, Monma F, Suzuki K, Masuya M, Matsushima Y, Wada H, Nobori T, Katayama N
  • 雑誌名: European Journal of Hematology 巻: vol. 90 ページ: 331-339
  • 査読あり
• [雑誌論文] 個別化医療におけるバイオマーカーとコンパニオン診断薬 (2013)
  • 著者名/発表者名: 登勉、望木郁代、中谷中
  • 雑誌名: レギュラトリーサイエンス学会誌 巻: ３ ページ: 181-189
  • 査読あり
• [雑誌論文] GENECUBEを用いたQプローブ法によるIL28B遺伝子SNP解析法の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松尾百華、阿部泰典、杉本和史、西岡淳二、川嶋洋介、曽家義博、中谷中、登勉
  • 雑誌名: 日本臨床検査自動化学会誌 巻: ３８ ページ: 142-145
  • 査読あり
• [雑誌論文] Clinical utility of a panfungal polymerase chain reaction assay for invasive fungal diseases in patients with hematologic disorders (2013)
  • 著者名/発表者名: Sugawara Y, Nakase K, Nakamura A, Ohishi K, Sugimoto Y, Fujieda A, Monma F, Suzuki K, Masuya M, Matsushima Y, Wada H, Nobori T, Katayama N
  • 雑誌名: European Journal of Hematology 巻: 90 ページ: 331-339
  • 査読あり
• [雑誌論文] Serum protein isoform profiles indicate the progression of hepatitis C virus-induced liver diseases. (2013)
  • 著者名/発表者名: Sugimoto K, Shiraki K, Takei Y, Ito M, Nobori T, Suzuki H, Dissanayaka SK, Meno K, Asashima M, Uchida K.
  • 雑誌名: Int J Mol Med. 巻: 31 ページ: 943-50
  • 査読あり
• [雑誌論文] 遺伝子関連検査 (2013)
  • 著者名/発表者名: 登 勉
  • 雑誌名: 臨床検査 巻: 57 ページ: 41-50
• [雑誌論文] コンパニオン診断ー個別化医療への挑戦 (2012)
  • 著者名/発表者名: 登 勉
  • 雑誌名: SRL宝函 巻: 33 ページ: 35-44
• [学会発表] 臨床検査の将来を展望する (2014)
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 生物試料分析科学会
  • 発表場所: 鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市)
  • 年月日: 2014-03-01
• [学会発表] ポストゲノム時代の医療とバイオマーカー検査 (2013)
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 日本臨床化学会
  • 発表場所: あわぎんホール(徳島県徳島市)
  • 年月日: 2013-08-30
• [学会発表] あれもこれも全部遺伝?～遺伝子を極めてみませんか～ (2013)
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 日本遺伝子診療学会
  • 発表場所: アクトシティ浜松コングレスセンター(静岡県浜松市)
  • 年月日: 2013-07-20
• [学会発表] あれもこれも全部遺伝？～遺伝子を極めてみませんか～
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 第20回日本遺伝子診療学会大会市民フォーラム
  • 発表場所: 浜松市
  • 招待講演
• [学会発表] ポストゲノム時代の医療とバイオマーカー検査
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 第５３回日本臨床化学会年次学術集会
  • 発表場所: 徳島市
  • 招待講演
• [学会発表] 臨床検査の将来を展望する
  • 著者名/発表者名: 登勉
  • 学会等名: 第２４回生物試料分析科学会年次学術集会
  • 発表場所: 三重県鈴鹿市
  • 招待講演
• [産業財産権] メチル化DNAの検出方法 (2013)
  • 発明者名: 與谷卓也, 登勉
  • 権利者名: 積水メディカル株式会社, 国立大学法人三重大学
  • 産業財産権種類: 特許
  • 出願年月日: 2013-07-18
  • 外国
• [産業財産権] メチル化DNAの検出方法 (2013)
  • 発明者名: 與谷卓也、登勉
  • 権利者名: 積水メディカル株式会社、国立大学法人三重大学
  • 産業財産権種類: 特許
  • 出願年月日: 2013-07-18
• [産業財産権] メチル化DNAの検出方法 (2013)
  • 発明者名: 登 勉、與谷卓也
  • 権利者名: 国立大学法人三重大学、積水メディカル株式会社
  • 産業財産権種類: 特許
  • 産業財産権番号: 2013-045845
  • 出願年月日: 2013-03-07