研究課題/領域番号 |
23590692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
湊 宏 金沢医科大学, 医学部, 教授 (10293367)
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研究分担者 |
三浦 裕 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究 院), 准教授 (90285198)
中田 聡子 金沢医科大学, 医学部, 助教 (30569091)
竹上 勉 金沢医科大学, 総合医学研究所, 教授 (10113490)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 悪性中皮腫 / 癌抑制遺伝子 / ATBF1 / 癌幹細胞 / 免疫組織化学 / 細胞内局在 / 悪性度 / 蛋白分画 |
研究概要 |
悪性中皮腫における、癌抑制遺伝子ATBF1の発現を、各種ATBF1抗体を用いて解析した。D1-120抗体を用いた結果では、高悪性度であるほど核内の発現が低下し、細胞質での発現が増加し、細胞質での発現の増加は予後と関連した。一方、MB034 抗体を用いた解析では、中皮腫で核内にドット状に陽性となり、反応性中皮では陰性であり、良悪の鑑別に有用なマーカーと考えられた。これらの結果より、中皮腫ではATBF1は悪性化に伴って発現が増加するが、核内から細胞質内に連続性に存在するか、細胞内で分断されて存在している可能性が考えられた。
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