研究課題/領域番号 |
23590726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
芦高 恵美子 大阪工業大学, 工学部, 教授 (50291802)
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研究分担者 |
伊藤 誠二 関西医科大学, 医学部, 教授 (80201325)
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連携研究者 |
富永 真琴 自然科学研究機構, 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90260041)
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研究協力者 |
奥田 沙織 大阪工業大学, 大学院工学研究科, 大学院生
岡本 和也 大阪工業大学, 大学院工学研究科, 大学院生
松山 純一 大阪工業大学, 大学院工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ノシスタチン / ノシスタチン結合タンパク質 / TRPV6 / HSP60 / 疼痛反応 / 痛覚 |
研究概要 |
我々は、疼痛制御ペプチドノシスタチンの結合タンパク質(Nocistatin binding protein, NSP1)を同定した。NSP1は分子シャペロンHSP60と選択的Ca2+チャネルTRPV6と会合した。NSP1とHSP60の相互作用は、中枢神経系ではなく腎臓において見られた。一方、TRPV6は腎臓以外に脳や脊髄にも発現していること、中枢神経系特異的に発現するTRPV6スプライスバリアントが存在することを示した。NSP1はTRPV6の細胞膜への移行を抑制することによりチャネル活性を抑制した。NSP1とTRPV6バリアントは炎症性疼痛に伴う発現変動が認められた。
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