研究課題
基盤研究(C)
T型カルシムチャネルの3つのサブタイプのうち、Cav3.2は侵害受容ニューロンの末梢終末に豊富に発現し、痛みの情報伝達に重要な役割を果たしている。今回は、Cav3.2のリン酸化および脱リン酸化による機能調節とそれによる疼痛制御の分子メカニズムを解析した。その結果、プロスタグランジンEP4受容体刺激により活性化されるPKAが、足場タンパクAKAP150依存的にCav3.2をリン酸化し、チャネル機能を増強することで痛覚過敏を誘起すること、また、脱リン酸化酵素であるカルシニューリンはCav3.2の機能を抑制していることが明らかとなった。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (30件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Journal of Pharmacological Sciences
巻: 122 号: 4 ページ: 244-250
10.1254/jphs.13R05CP
10031196197
Br. J. Pharmacol.
巻: 168 号: 3 ページ: 734-745
10.1111/j.1476-5381.2012.02174.x
Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: 34 号: 8 ページ: 1170-1173
10.1248/bpb.34.1170
40018913999
Biol. Pharm. Bull.
巻: 414 ページ: 727-732
http://www.phar.kindai.ac.jp/byoutai/