研究課題
基盤研究(C)
本研究は,神経障害疼痛に対する脊髄ケモカインの機能的役割と中枢性神経障害痛モデルの開発について検討しました。(1)神経障害痛モデル動物で,脊髄でケモカインCCL-1およびCCL-1受容体のCCR-8の発現が神経障害痛に関与するこを見出しました。(2)ヒトの痛を考えるために,脳内の帯状回(ACC)に注目しました。その結果,帯状回のムスカリンM1受容体が神経障害痛に関与していることを証明しました。(3)脳内GABAB受容体遮断がアロディニア発現を引き起こすことを見出し,中枢性神経障害痛モデルとして可能性を証明しました。(4)アセチルコリン分解阻害剤が末梢神経障害痛を抑制することを見出しました。
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Cell & Death Disease
巻: Vol. 4
Cell Death & Disease
巻: 4: e679;
Pharmaceutical Bulletin of Fukuoka Univ
巻: Vol. 12 ページ: 1-7
110008795832
Pharmaceut. Bull. Fukuoka Univ.
巻: 12 ページ: 1-7