研究課題/領域番号 |
23590754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
山野 優子 昭和大学, 医学部, 准教授 (30167580)
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連携研究者 |
原 邦夫 帝京平成大学, 地域医療学部, 教授 (40250047)
市場 正良 佐賀大学, 医学部, 教授 (60184628)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 環境疫学 / 環境発がん物質 / 生物学的モニタリング / 多環芳香族炭化水素類 |
研究概要 |
環境中の多環芳香族炭化水素類(PAHs)の曝露は、混合物曝露で発癌物質も多く含む。PAHsの発癌強度を反映した包括的な曝露マーカーを検出するため、製鉄工場作業者57名について横断面調査を行った。 15種のPAHs個人曝露濃度の測定はGC-MSで、尿中代謝物の測定はHPLCとLC-MSMSで分析した。その結果、11尿中代謝物を特定することができ、総PAHs曝露濃度と尿中2OHナフタレンが最も良く相関したが、発癌性がある7物質の発癌強度と曝露濃度から算出した総和 “Σ発癌強度PAHs”との関係をみると、尿中1OHピレンが最も発癌の強さを反映した曝露のバイオマーカーであることがわかった。
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