研究課題/領域番号 |
23590768
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 大阪市立環境科学研究所 |
研究代表者 |
阿部 仁一郎 大阪市立環境科学研究所, その他部局等, 研究副主幹 (10321936)
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研究分担者 |
寺本 勲 (木俣 勲 / 寺本 勲(木俣勲)) 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20153174)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 食品衛生 / 食中毒 / アレルギー / 寄生虫 |
研究概要 |
アニサキスに感染したことがない未感作ラットでは、凍結、加熱、切断またはホモジナイズ処理で死滅した幼虫を少なくとも1回経口投与した場合、幼虫抗原に対して特異抗体は産生されない。しかし、一度感染して特異抗体の産生を認めた感作ラットにホモジナイズ処理した死滅幼虫を投与した場合、アレルギーに関与する可能性がある特異IgE抗体の値は再上昇した。さらに、再感作ラットへの生きた幼虫の投与または幼虫ホモジネートの投与により、個体によっては幼虫抗原が血中に検出された。このことから、感作個体が死滅幼虫を摂取した場合、再感作されるとともに蕁麻疹などのアレルギー症状が引き起こされる可能性がある。
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