研究課題/領域番号 |
23590816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
小林 寅吉 東邦大学, 看護学部, 教授 (10533028)
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研究分担者 |
金子 明寛 東海大学, 医学部, 教授 (30185920)
金山 明子 東邦大学, 看護学部, 助教 (90536195)
長谷川 美幸 東邦大学, 看護学部, 研究員 (30598446)
小早川 信一郎 日本医科大学, 医学部, 准教授 (90366469)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 抗菌薬耐性菌 / 日和見感染 / 医療・福祉 / 衛生 / 感染症 / 微生物 / 環境 |
研究成果の概要 |
大学病院における292台のトイレ(ノズル温水噴出部位、座面)より試料を採取し、細菌を検出した。黄色ブドウ球菌は1台のノズルと9台の座面より検出され、うち2台の検出株はMRSAであった。緑膿菌は6台のノズルより検出されたが、いずれも薬剤耐性緑膿菌ではなく、遺伝子学的関連は認められなかった。CTX-M-9型ESBL産生大腸菌が1台のトイレの両部位より検出され、同一遺伝子型を示した。 病院において患者が使用するトイレの温水洗浄装置は、MRSA、ESBL産生株を含む糞便由来細菌に高頻度に汚染されていることが明らかとなった。複数患者が同一装置を使用することによる抗菌薬耐性株の院内への拡大が懸念された。
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