研究課題/領域番号 |
23590819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
櫻井 勝 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (90397216)
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研究分担者 |
中川 秀昭 金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)
由田 克士 大阪市立大学, 生活科学研究科, 教授 (60299245)
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連携研究者 |
森河 裕子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
中村 幸志 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (80422898)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 疫学 / 生活習慣病 / 内分泌学 |
研究概要 |
本研究は,職域集団を対象に,健常成人の甲状腺機能と腎機能の関連,および循環器疾患危険因子との関連を前向きに検討した. 推算糸球体濾過量(eGFR)は甲状腺機能(TSH)と弱い負の関連を認め(r=-0.125,p<0.001),eGFRが低下しているものでは甲状腺機能異常の頻度が高かった.eGFR低下の有無で3年間のTSH変化量に差はなく,腎機能低下により将来の甲状腺機能は予知できなかった.TSHは将来の血圧や血清脂質の変化量と関連せず,TSH高値で腎機能低下を認めるものでは3年間のHDLコレステロールの低下が大きく,両者の合併はHDLコレステロール低下を介して心疾患リスクを高める可能性がある.
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