研究課題/領域番号 |
23590854
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
|
研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
瀬尾 泰久 大分大学, 医学部, 助教 (80187830)
|
研究分担者 |
岸田 哲子 大分大学, 医学部法医学講座, 教授 (50136793)
内田 智久 大分大学, 医学部法医学講座, 助教 (70381035)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 溺死 / プランクトン / 珪藻 / DNA / PCRフラグメント / 酵素染色 / 血液 / 硅藻 / DNA |
研究概要 |
溺死の診断に利用される壊機法は、優れた方法であるものの多くの問題点も指摘されてきた。本研究では、硅酸質よりなる珪藻被殻の特徴に着目した溺死診断法の開発を試みた。 二酸化ケイ素を含むガラス質のものは、カオトロピックイオンの存在下でDNAと非特異的に吸着する性質を有することから、この性質を利用して、シリカコート磁気ビーズに被殻をトラップし、夾雑物を除く精製方法を開発した。溺死した死体の心臓内血液に混じた珪藻を、自己のDNAに吸着させた後、DNAの沈殿として回収する方法を開発した。また、珪藻被殻を酵素染色して観察する方法を確立した。 今後、新たな溺死の診断法として期待される成果を得た。
|