研究課題
基盤研究(C)
合成カンナビノイド等の新規乱用薬物のヒト体内での代謝を予測する実験系の開発のため、三次元培養肝細胞による薬物代謝実験を行った。本研究では、市販の三次元培養用プレート上に肝細胞の塊(スフェロイド)を形成させ、これに様々な薬物を添加し、代謝物の生成パターンを調べた。その結果、乱用薬物の実際の生体内での代謝パターンを、今回確立した実験系により良好に再現できることを示した。本研究により確立した実験系は、薬物検査実務において有効に活用されるものと期待される。
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