研究課題/領域番号 |
23590867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高山 真 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80579954)
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研究分担者 |
岩崎 鋼 国立病院機構西多賀病院, 漢方医学センター, センター長 (90396432)
関 隆志 東北大学, 大学院医学系研究科, 講師 (90372292)
菊地 章子 東北大学, 病院, 医員 (00400325)
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研究協力者 |
飛田 宗重 国立病院機構, 米沢病院, 院長
石田 秀一 石巻港湾病院, 院長
及川 隆司 国立病院機構, 八戸病院, 院長
青沼 孝徳 , 涌谷町・町民医療福祉センター, センター長
片寄 大 宮城利府掖済会病院, 副院長
新川 光俊 光が丘スペルマン病院, 医長
沼田 健裕 東北大学, 病院, 医員
金子 聡一郎 東北大学, 病院, 技術補佐員
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 漢方 / 東洋医学 / 脳血管障害後遺症 / 便秘 / 大建中湯 / 漢方薬 / 臨床研究 / 脳機能障害 / 腹部温熱刺激 / 脳血管障害 / 伝統医学 / 神経変性疾患 |
研究成果の概要 |
便秘症状に対して通常治療を行っている脳血管障害後遺症患者(平均年齢78歳)を対象に、通常治療を継続しつつ漢方薬大建中湯(1日量15g)を4週間追加内服したところ、便秘臨床スコア(排便頻度や下剤・浣腸・摘便の必要性など)や腸内ガス量が通常治療のみと比べて有意に改善した。漢方薬内服による副作用は確認されず、本研究により脳血管障害後遺症患者の便秘症状に対し、大建中湯が安全かつ有効であることが示された。 また、便秘症状に対して通常治療を行っている脳血管障害後遺症患者(平均年齢79歳)を対象に、40℃で15分間腹部を温める刺激を行ったところ、腸の血流である上腸間膜動脈血流が増加する傾向を示した。
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