研究課題/領域番号 |
23590873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
渡辺 志朗 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 准教授 (00222406)
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研究分担者 |
常山 幸一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 准教授 (10293341)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胆汁酸 / トリグリセリド / 一価不飽和脂肪酸 / ステアリン酸CoA不飽和化酵素1 / ステアリン酸CoA不飽和化酵素1 / コレステロールエステル / トランスアミナーゼ / コール酸 / 肝傷害 / エイコサペンタエン酸 / リポプロテインリパーゼ |
研究概要 |
防已黄耆湯(BOT)の投与はコール酸添加食によって誘導される肝傷害を軽減した。BOTの投与は肝臓におけるコレステロールエステルの増加には影響しなかったが、減少したトリグリセリド(TG)を有意に増加させた。またこのとき、一価不飽和脂肪酸(MUFA)含量の増加とステアリン酸CoA不飽和化酵素(SCD1)の発現量の上昇が伴っていた。以上の結果から、BOTによるコール酸誘発肝傷害の軽減には、肝臓でのSCD1によるMUFA合成とそれに起因するTG合成の増加が関わっていると示唆された。本研究は、リピドミクス解析が漢方薬の新しい脂質代謝制御活性を検出するのに有効な手法であることを示した初めての事例である。
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