研究課題/領域番号 |
23590876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
森田 幸代 滋賀医科大学, 医学部, 特任講師 (50335171)
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研究分担者 |
山田 尚登 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50166724)
高橋 正洋 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (30548194)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん患者の精神症状 / せん妄 / 効果的対策 / 精神症状対策 / 抗精神病薬 / 緩和ケア / 精神症状コントロール / 向精神薬 |
研究成果の概要 |
滋賀県下でがん患者の精神症状対応に関する医療者アンケートを施行し、その結果に基づいて、せん妄の対応を検討した。後ろ向き調査から少量のミダゾラムとHALの静脈内投与併用例の効果を見出した。また、緩和ケアチーム依頼患者について調査から、HAL静脈内投与はチーム介入以前であり、さらにHAL静脈内投与がせん妄がん患者に対して約70%奏功し、初期投与推奨量は5㎎/日であることを見出した。さらに滋賀県の複数のがん拠点病院で精神症状についての数回のスタッフへの講義のみよりも、スタッフへの継続的直接指導をした病院で、精神症状への対応改善(特にせん妄早期対応)により緩和ケアチーム対応数が約40%減少した。
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