研究課題/領域番号 |
23590895
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
清原 寛章 北里大学, 感染制御科学府, 教授 (70161601)
|
研究分担者 |
丸山 弘子 北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (50129269)
|
連携研究者 |
矢部 武士 北里大学, 大学院感染制御科学府, 講師 (40239835)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 補中益気湯 / メソトレキセート / 粘膜炎症 / 上気道粘膜免疫系 / 小腸上皮細胞 / パイエル板 / 抗がん剤 / 制御性分子 / 漢方薬 / 粘膜炎 / IRAK-M / 抗炎症作用 / オリゴ糖 / 上気道粘膜免疫機構 |
研究概要 |
補中益気湯は免疫弱者の呼吸器感染症の罹患予防効果や抗がん剤による消化管での粘膜炎症に伴う食欲不振の改善に用いられるがその作用メカニズムは不明な点が多い。本研究では抗がん剤で誘発される小腸粘膜炎症に対し、小腸上皮組織において炎症性シグナルカスケードの制御性アダプター分子の発現増強を補中益気湯が起こすこと、本漢方薬の上気道粘膜免疫系に対する賦活活性活性発現の作用成分が含有されるオリゴ糖群であること、本オリゴ糖がパイエル板免疫細胞や小腸上皮細胞に対する免疫調節作用を示すこと、および本オリゴ糖群がメソトレキセート誘発小腸上皮障害を一部の制御性アダプター分子の発現増強を介して改善することを明らかとした。
|