研究課題/領域番号 |
23590896
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
永井 隆之 北里大学, 大学院感染制御科学府, 講師 (00172487)
|
研究分担者 |
清原 寛章 北里大学, 大学院感染制御科学府, 教授 (70161601)
|
連携研究者 |
小田口 浩 北里大学, 東洋医学総合研究所, 副所長 (40214150)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 漢方薬 / 麻黄湯 / 小青竜湯 / インフルエンザ / 気道炎症 / 自然抗体 / Th2細胞 / 東洋医学 / ウィルス / 感染症 / 薬学 / 薬理学 / 麻黄剤 / 自然免疫 / ウイルス |
研究概要 |
インフルエンザウイルス(IFV)感染マウスへ、麻黄剤である「麻黄湯」を治療的に経口投与すると、感染2日後において、鼻腔及び肺洗液の総IgA抗体価、並びに血清の総IgG抗体価を上昇させた。また、気道炎症モデルマウスへ、麻黄剤である「小青竜湯」を治療的に経口投与すると、肺においてTh2細胞(抗体産生を促進)への分化に関与する転写因子の遺伝子及びTh2細胞遊走因子の遺伝子の発現が抑制された。これらの結果より、麻黄湯の抗IFV活性に気道における総IgA抗体の上昇が関与していること、並びに小青竜湯の気道炎症に対する有効性に肺におけるTh2細胞への分化や集積の抑制が関与していることが明らかとなった。
|