研究課題
基盤研究(C)
粘膜誘導組織である小腸パイエル板の役割について非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)による小腸粘膜傷害モデルを用いて解析したところ、パイエル板欠損マウスでは野生型マウスより小腸粘膜傷害が増悪し、パイエル板は小腸粘膜傷害に保護的に働くことを明らかとした。さらに、粘膜誘導組織においてCD103陽性樹状細胞が抑制性サイトカインであるIL-10を誘導することが粘膜傷害抑制のメカニズムであることを明らかにした。この粘膜傷害は腸内細菌非依存性であった。これらのことから、パイエル板はNSAID小腸粘膜傷害に抑制的な働きを持つことが明らかになり、新たな治療ターゲットとして有望であると考えられた。
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