研究課題/領域番号 |
23590953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 講師 (90151422)
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研究分担者 |
保坂 直樹 関西医科大学, 医学部, 講師 (30388459)
槇 政彦 関西医科大学, 医学部, 講師 (80297001)
神田 晃 関西医科大学, 医学部, 講師 (70375244)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 小腸 / 上皮幹細胞 / パネート細胞 / 神経伝達物質 / VIP / 神経線維 / オルガノイド / 小腸上皮幹細胞 / 血管作動性腸管ペプチド / 神経細胞 / 腸上皮幹細胞 / 神経シグナル |
研究概要 |
Vasoactive intestinal peptide (VIP)は副交感神経より分泌される神経伝達物質である。 VIP陽性神経細胞が、小腸上皮幹細胞近辺の間葉系細胞直下に存在している事、さらに、小腸上皮幹細胞のニッチ細胞であるパネート細胞がVIPの受容体(VPAC1R)を持つ事が、免疫組織学的解析で明らかになった。小腸クリプトのゲル内3次元培養系にVIPを加えたところ、オルガノイドの形成が濃度依存性に抑制された。VPAC1R欠損マウスでは小腸上皮が肥厚するとの報告がある事から、VIPはパネート細胞を介して、小腸上皮幹細胞の増殖・分化を抑制的に制御している機能的抑制因子であると考えられる。
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