研究課題/領域番号 |
23590987
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
福井 博 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80145838)
|
連携研究者 |
吉治 仁志 奈良県立医科大学, 医学科, 准教授 (40336855)
藤本 正男 奈良県立医科大学, 医学科, 講師 (60295805)
浪崎 正 奈良県立医科大学, 医学科, 助教 (20526850)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | エンドトキシン / 自然免疫 / Toll-like受容体 / 非アルコール性脂肪肝炎 / 腸管相関 / 難吸収性抗菌薬 / ウルソデオキシコール酸 / 急性肝不全 / TNF-α |
研究概要 |
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の進行には腸管内細菌叢、エンドトキシン(Et)が関わっている可能性が考えられている。本研究では肝障害の発症、進展をEt、自然免疫系を介する腸肝相関の観点から捉えようとした。コリン欠乏アミノ酸食投与ラットではNASH類似の線維化が進み、肝内ではEt 受容体Toll-like receptor (TLR) 4、炎症性サイトカインTNF-αの発現が増強し、腸管透過性の亢進、Et体内移行の促進が認められた。抗菌薬による腸管内除菌やウルソデオキシコール酸の投与により、Et、TLR4系は抑制され、線維化は軽減した。ヒトNASHでも同様の腸肝相関の重要性が示唆される。
|