研究課題/領域番号 |
23591030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
中島 忠 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (40510574)
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研究分担者 |
倉林 正彦 群馬大学, 医学系研究科, 教授 (00215047)
金古 善明 群馬大学, 医学系研究科, 准教授 (60302478)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 遺伝子多型 / 虚血性心疾患 / 致死性不整脈 / イオンチャネル |
研究概要 |
急性冠症候群の亜急性期に過度のQT延長をきたし多形性心室頻拍(ACS-TdP)を発症した4例中2例にKCNQ1 G643S多型を同定した。本多型は、アジア人で比較的多く認める(約6%)が、徐脈や低カリウム血症時にはTdP発症リスクを上昇させ、ACS-TdPとの関連が示唆された。また、冠攣縮性狭心症にともない致死性不整脈を発症した8例中3例にSCN5A R1193Q、SCN5A H558R/L1988R、KCNH2 P10S/SCN5A H558R多型を同定した。本研究から、日本人における虚血性心疾患にともなう致死性不整脈の発症には、他人種とは異なる遺伝的基盤の関与が示唆された。
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