研究課題
基盤研究(C)
エリスロポエチン(EPO)は造血作用の他に組織保護作用を有するが、催血栓性のため臨床使用は困難である。我々は前年度の研究で催血栓性のないEPO受容体アゴニスト(HBSP)がウサギの冠動脈病変を抑制することを明らかにしており、本研究ではpyroglutamate HBSP (ARA290)を用いてマクロファージの泡沫化に及ぼす影響を検討した。ARA290はコレステロール逆転送系に重要なABCA1の発現を増加させてマクロファージ泡沫化を抑制し、apoE欠損マウスの大動脈プラーク面積を減少させた。ARA290はHBSPをより安定化させたペプチドであり、新しい動脈硬化治療薬として期待される。
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