研究課題/領域番号 |
23591154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
高橋 弘毅 札幌医科大学, 医学部, 教授 (60231396)
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連携研究者 |
黒木 由夫 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70161784)
白鳥 正典 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (40295366)
千葉 弘文 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40347175)
工藤 和実 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90438002)
黒沼 幸治 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40563250)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 急性肺障害 / ブレオマイシン / 肺コレクチン / 肺サーファクタントタンパク質A / トル様受容体 / 薬剤性肺障害 / Toll-like receptor |
研究概要 |
本研究は急性肺障害でのToll様受容体(TLRs)の役割を明確にし、肺コレクチン、SP-Aによる抑制効果を臨床薬に応用する基盤的研究である。ブレオマイシン(BLM)投与SP-A ノックアウトマウスは野生型よりも死亡率が高く、肺内炎症性サイトカイン産生が増強された。BLM刺激でラット肺胞マクロファージから炎症性サイトカインが誘導され、SP-A添加で有意に抑制された。sTLR2遺伝子導入HEK293細胞では、BLM刺激でNF-kBが誘導された。BLMはsTLR2と直接結合し、それはSP-Aで阻害された。以上より、BLM誘導シグナルはTLR2依存性で、肺コレクチンはその阻害効果をもつことが示された。
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