研究課題/領域番号 |
23591196
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
中山 昌明 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60217940)
|
研究分担者 |
旭 浩一 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (60274966)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 慢性腎臓病 / 認知機能 / 尿毒素 / メチルグリオキサール / カルボニルストレス / 抗酸化療法 / 水素水 |
研究概要 |
慢性腎臓病で増加するメチルグリオキサール(MGO)が認知機能低下例でも増加している事実が指摘されている。本研究では、MGOが直接的に認知機能に影響を与えるかを動物モデルで検討した。ラットを2群に分けて12ヶ月間にわたりMGOを経口投与、コントロール群と認知行動を検討した。MGO群では血中濃度は人の慢性腎臓病を模倣していた。経過中、認知行動能に両者に違いはなく、脳海馬組織に障害は無かった。以上より、腎機能正常例ではMGOの影響は認められない。しかしMGO投与群で抗酸化系が亢進していたことから、慢性腎臓病のような抗酸化系障害例ではMGOの障害が出やすい可能性がある。今後の検討課題と考える。
|