研究課題/領域番号 |
23591235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高橋 俊昭 新潟大学, 脳研究所, 非常勤講師 (70377191)
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連携研究者 |
他田 正義 新潟大学, 脳研究所, 助教 (10467079)
堅田 慎一 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (70599167)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | polyglutamine / oligomer / DRPLA / C.elegans / SDD-AGE / ポリグルタミン病 / 重合体 / 神経変性 |
研究概要 |
本研究では、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症のヒト剖検脳組織において、特異的な高分子のスメア状のポリグルタミン重合体を検出し得た。重合体蓄積が顕著であった組織部位では、神経変性所見がより高度であった。ヒト疾患脳においても重合体は神経変性に関連した蓄積を示した。この成果をもとに、native PAGE法でポリグルタミン重合体形成を阻害する薬剤の選定を行った。候補薬剤の1つは、ポリグルタミンを過剰発現する線虫モデルへの投与することによって、寿命の延長を確認し得た。重合体形成阻害をターゲットとする治療は分子病態治療に有効であり、今回選定した薬剤をふくめて、臨床治療応用に発展させたい。
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